「までい」私たちの想い
2011年3月11日。
「東日本大震災」が起きてから、被災地から遠く離れた関西の地において「何ができるか」を考えながらも、私たちは無力感を感じていました。
「何かしたい…」そんな同じ思いを持っていた人たちが集まりました。そして、“「うた・こえ」支援プロジェクト”の企画が立ち上がりました。“音楽を通した支援活動”。この活動を通して被災地とつながりながら継続的、定期的な支援活動を行っていきたい。それが私たちの想いです。
忘れたくない
多くの悲しみがあったことを、苦しみがあったことを、むなしさがあったことを。
そしてその中に、希望が生まれたことも
自分ができること
自分ができることをします。歌で想いを。音で想いを。声で想いを。
どんなジャンルの音楽でもかまいません、音楽の腕は問いません。もちろん聞くだけでもかまいません。このイベントで集まったお金は被災地に届けます。
被災地の声を
ただ楽しいイベントになってはいけない。耳を傾け、被災地の声を聞きたい。
イベント中には必ずボランティア報告などを通して被災地の声を聞きたいと願います。
「までい」とは
「までい」とは、「ゆっくり」「ていねいに」という意味の福島県北部の方言。
福島県飯舘村では「までいの力」をキーワードに、大量生産、大量消費の生活を見直し、自然と人のつながりを大切にしたスローライフの“村づくり”を進めてきた。しかし福島第一原発事故で村は「計画的避難地域」に指定され、住民6200人の多くは避難を余儀なくされている。
私たちはゆっくり、丁寧に、ずっと被災地を覚えながら支援を続けたいという想いを持っています。